現在、日本および世界におけるラフティングのレスキュー技術は、アメリカの技術・経験に依存している。その技術の数例を情報提供していきたい。
川における事故について考えるとき、まず考えないといけない点は自分自身の安全確保である。
水難救助で命を落とす人の割合は火事現場よりも4倍多いと言われている。
日本人の美意識として、自己犠牲はとても美しいものと評価され、確かにその一面もすばらしいものであるが、実際の事故現場で二次災害を出すことは、新たな危険を生み出し、要救助者を助ける可能性が激減するかもしれない。
これがレスキューの3原則の1つ、自己安全の確保である。
さらに大事なものは、スピードである。人間は呼吸できなければ3分程度で死に至る。また、流水は一般大気の25倍の体温を奪うと言われている。水難救助は非常にきびしいレスキューであるが、やはりスピードは必要となってくる
もう1点大事なものは、仕組みの単純化である。複数人数で救助活動をする際に誰が見ても分かる仕組みを作る必要がある。複雑なレスキュー法は結局、約に立たない場合が多い
自己安全の確保・スピード・仕組みの単純化が川でのレスキューの三原則である。
レスキューで大事な点は事前行動である。前述したとおり、リバーレスキューは大変危険をはらみ難しいものである。ベストウェイは事故を起こさない事で、事前に安全管理について勉強しておき、何が危険かについて知り、どう対応するかについても知っておくことである。また、自己責任のあり方についても啓蒙しておく必要がある。事故は起こる前に防ぐ事が水難救助において最優先の事項である。
逆に事後行動(実際のレスキュー活動)においては、レスキューの三大原則を思慮して、レスキューできないという判断を下さなければならない場合もある。やはり事故は起こすべきでない
実際にレスキューにあたっては、場所の確認と安全確認、接近、要救助者を安定させる、移動という順序で行われる事になる。もちろん状況などで異なるが・・・大事な点は落ち着いてその順番を整理することが救助者に求められる。ただし、忘れてはいけないことなのだが、救助の方法は必ずしも1つではないという事。また、要救助者・救助者が安全に完全撤収が終わるまでは救助活動中である事をわすれない事である
では、実際の救助活動の例についてpage1 page2で紹介いたします。
記述の文は個人の考えであり、救助活動は全て自己責任において対応してください。著者は一切の文面に責任を負いません。